飲食店で働く人に聞いて欲しい事3

またまた前回からの続きです


前回僕が言いたかった事は
飲食業というのは誰でも頑張ればチャンスがあると言う事


さて、フランスから帰って来た僕当時24歳
大きな事をやり遂げた感が一杯で次はどうしようかと迷っていました。
僕はフランスへ行ってワインが好きになり
それがもとで丸太町のレストランバーで働く事に
看板も店名も出ていないそのお店は大人が通うレストランバー
錦や栄で飲み歩いている人達の間で
ここを知らない人はモグリだと言われるくらい素敵なお店。


僕が働き始めて少しすると、前任のシェフがやめていまい
僕が任される事に。今まで得て来た物を発揮するチャンスがやって来ました。


といってもそれほど経験も実力もある訳はなく
新しいメニューを作ってはダメだし
作ってはダメだし。。。
自分は本当にダメだとへこむ毎日
さらにお客さんが少ないと自分の実力不足のせいだとさらにへこむ
毎日まじめに仕事して
頑張っても頑張っても成果が上がらず

そんなあるとき僕は気がついた事があった。
僕は何を頑張っているんだろう。
冷静に考えてみると何も行動を起こしていない
毎日の業務をただただこなしている
自分にできる事をできる範囲でやっているだけだ。
これでは仕事のキャパが増える訳はない!
若い人によくあるミス。頑張っているのに周りや上司が評価してくれない
それは頑張っている方向性が違うから
いくら毎日の作業、ノルマをこなしても誰も評価してくれない
それは自分が与えられた仕事はやって当たり前だから。
厳しい事を言うけどそこを評価してくれるのは最初だけだ。
だから自分の目の前に立ちはだかる大きな壁を乗り越えないと頑張ったとは言えないのです。
なにをやらなくてはいけないかは自分が一番良く分かっています。



そして僕は行動を起こす
当時僕が料理を任されていて、料理や仕事を教えてくれる人がいなかった
だから僕は自分で学ぶしかないと思い
時間がある限り手当たり次第に本を読んだ
料理の本、ビジネス本、自己啓発本から心理学の本まで
それだけじゃもの足りず
当時僕の先輩がいた桜山のレストランセレスティで研修をさせてもらう事に。

朝からランチが終わるまではセレスティで
夕方からはレストランバーで
朝8時半から深夜2時3時まで。睡眠時間3,4時間労働時間18時間。
寝る間も惜しんで働いた。
そして昼間教えてもらった事や見た事を
レストランバーに帰って来てまねして作ってみる。
そうすると自分の中で残って行くもの
もっとこうしてみようと改良してみるもの
料理をそのまま作るのではなく自分がして来た経験という
フィルターを通して自分自身の料理が完成して行く。
それが楽しくて仕方がなかった。
さらにそれをお客さんが食べてくれて喜んでくれる
こんなに嬉しい事はないです。
本当にこの時僕は涙が出るほど嬉しかった。
それが僕が壁を乗り越えた瞬間でした。
そして乗り越えてしまえば後はどんどんうまく行く
お客さんは喜んでくれるし
自分は新しい料理が作れるし
楽しくてしょうがない。

しかし、それが続くとまた壁が現れるいわゆるスランプですね
仕事とはこれの繰り返しなのではないでしょうか


ここのレストランバーのすごい所は
皆がお客様と本気で向き合っている姿勢
本気で向き合いすぎてスタッフ同士言い合いになる事もしばしば


僕がここで学んだ事は
料理を創る事と
顔も知らない多数の人達に作る料理ではなく、個人のお客さんに料理を作る事
その人の好みや苦手な物、以前食べた物を把握し何を提供すれば喜んでもらえるかを考える事
それは今も自分の料理の根本になっている。


そんな多くの事を学び多くの経験をさせて頂いた
僕にまた新たな転機が訪れる事に



またつづく。。。
まだ続くの?!って声が聞こえて来そうですが続きます!





今回僕が言いたかった事は
いくら頑張っても方向性が違うと評価はされないと言う事
何をやるべきかは自分が一番分かっているはず
それに向かってまず大きな一歩を踏み出す事は
あなたの将来を大きく変える
大丈夫です。難しい事じゃない。
なんの取り柄もなかった僕みたいな人でもできる事。
逆上がりだってやればできるんです